坐骨神経痛を発症する人には、往々にして一定の身体的特徴があるようです。
- 胃腸が弱く、下垂しやすいため、太れない人
- 筋肉の発達が悪い人
- 冷え性の人
- 腰痛の人
- 猫背の人
- O脚の人
- ウエストに締まりがない人
- 下半身太りになりやすい人
ちなみに私は上記全部に当てはまっています(笑)。
『DVDで覚える自力整体』では、こういう人のことを「腰曲がりタイプ」と呼んでいます。横から見ると、腰が前に曲がっているのでそう呼んでいるのだと思いますが、これは骨盤が後傾していることにより、そのように見えるわけです。文字で言われてもピンと来ないと思いますが、こちらのサイトの図を見るとよく分かります。
この骨盤の前傾、後傾には民族的な特徴もあります。日本人は一般的に後傾しており、お尻が垂れ気味です。アフリカ系のアスリートのお尻を見ると、ほれぼれするぐらいプリっと上がっていますが、アフリカ人は前傾が大きいので、ああなるようです。
私は純日本的なお尻で、ものごころついた頃から極端に垂れており、母親もそういうタイプでしたから、遺伝じゃ仕方がないとあきらめていました。
ところが、坐骨神経痛になって、せっせと自力整体をするようになったら、すこーしばかりヒップアップしてきたんです。お尻と太股の境目ができている!美尻の方と比べたら、とんでもなく低いレベルのヒップアップ度ではありますが、生まれてこのかた極度の垂れ尻に甘んじてきた者にとっては一大事でした。嬉しさのあまり記念写真を撮ろうかと思ったほどです。
また、坐骨神経痛の発症後、ひどいO脚になってしまい、膝と膝の間に拳が入るほどだったんですが、骨盤のふわふわぐらぐらが収まって安定してきたら、まっすぐ立って両膝を付けることができるようになりました。
私は以前、骨盤矯正ということを知らなかったものですから、ヒップアップを目指し、うつぶせになって上体をそらし、バレエのアラベスクのようなポーズを取る体操、仰向けに寝て、膝を立ててお尻を持ち上げる体操をやったりしていました。しかし、全く効果が上がらず、お尻は垂れたままでした。歪んだ骨盤ではヒップアップしないようです。また、骨盤の歪みを取らずに筋力を強化してしまうと、歪んだまま固まってしまい、悪影響を及ぼすことすらあるとかで、歪みの矯正と筋力強化は並行して行った方がよさそうです。
骨盤の歪みには、上述の後傾、前傾といった前後の歪みに加え、左右の歪みもあり、骨盤が歪むと肩甲骨や頭蓋骨も歪み、骨盤の歪みが矯正されれば肩甲骨や頭蓋骨の歪みも正されるらしいです。そういえば、私は右目が左目より小さく、少しつり上がっている感じだったのですが、最近はそうした左右差が目立たなくなってきました。これも骨盤矯正の効果なのでしょうか。
私は健康になりたい一心で自力整体をやっていたので、美容効果はまったく期待していなかったのですが、そもそも健康と美容を分けてしまうこと自体が間違いだったのかもしれません。
健康な人は美しいのです。そして、美しくなければ健康ではない。
私が不健康であることは間違いないようです(笑)。
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