2010年9月2日木曜日

心を落ち着かせる方法---読書

 少食は、人生を楽しく幸せに生きるための手段であって、それ自体が目標というか目的になってしまうと本来の目的の達成から遠のいてしまいそうです。でも、まずは足元を固めていかないと、大きな目標を達成できないということも確かであり、私のように、節操なく大食してしまうタイプの人間にとって、少食を続けるための対策というのは非常に重要だと思います。

食欲に真っ向勝負を挑んでも、意志の弱い人間(私)に勝ち目はありません。これまで意志を強くもとう、もとうと思いながら、常に食欲に負けてきました。それで最近は少々目先を変えて、食欲をかきたてる不安の元を抑えるというアプローチをとっています。心がざわざわ波立ってくると、異常な食欲がどこからともなく襲ってくるので、常に、光輝く穏やかな湖面のように心を保ちたいと思っています。

本を読む、というのもそうしたアプローチの一つです。物理的に本を読んでいる間は食欲が抑えられる(食べ物のことを忘れていられる)し、読んだ内容を吸収して心を安定させることもできるので、一石二鳥なわけです。

先日は『斎藤一人15分間ハッピーラッキー』という本を読みました。これは斎藤一人さんのお弟子さん、舛岡はなえさんが一人さんの教えについて書いた本です。77ページの中に文字がゆったりと収められているので、あっという間に読めます。でも、内容は深いと思います。そして、斎藤一人さんの講演内容が収録されている付属のCDも非常に良いです。本に書かれている内容をベースに幸せになるためのコツを丁寧にお話されていました。

しあわせな人の人相(福相)には「ツヤ」があると言い切り、普通の人の人相にはツヤがないとのこと。普通以下になると顔がすすけてくるそうです。

実際、私も非常に顔にツヤがない、いや、もうそれを通り越して、まさにすすけた状態のときがありました。日焼けとは違う土気色の顔色に加え、精気のなさ。不幸が顔からにじみ出ていました(笑)。この自分の顔を見ると、ますます暗い気持ちになるので、私は椿油でマッサージしていましたが、斎藤一人さんのツヤ出し方法もオイルをぬることのようです(具体的な方法はこの本には書かれていませんが、ネットで調べたら、一人さんのところではオリーブオイルを使っているようです)。

また、言霊(ことだま)についても力説されており、「天国言葉」(しあわせなことがたくさん起きる言葉)と「地獄言葉」(不幸を招く言葉)が紹介されていました。私の周囲では、「地獄言葉」ばかりがとびかっており、道理でみんな不幸なわけだと、これまた納得(苦笑)。

さらに、自分の幸せとともに他人の幸せも願うこと、おしゃれは自分のためではなく他人のためにするものであること、前世の因果のことなどもお話されていました。

斎藤一人さんのお名前は知っていましたが、著作は読んだことがなかったので、今回一人さんの物の見方を初めて知り、自分の考え方や態度を見直す良いきっかけをもらいました。

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントはブログの管理人が承認するまで公開されません。