2010年9月27日月曜日

食欲の秋

ついこの間まで猛暑だ、残暑だと騒がれていたのに、ここ数日ですっかり秋めいて涼しくなりました。デフォルトが大食いの少食実践者にとって試練の季節の到来です。

「食が細いんでしょう? 無理してでも、たくさん食べた方がいいですよ」

と時々言われるんですが、みなさん私の見た目にだまされています。やせている人=少食、なんて思ったら大間違いです。このブログを最初の方から読んでいただくと、よく分かるかと思うのですが、私はとんでもない大食いだったんです。体調がどん底まで悪化して、ようやくなんとか少食を実践しているところです。真実を告白したい衝動に駆られるのですが、社交辞令程度の軽い気持ちで発言している方々に対し、ここに書いているようなことをいちいち説明しているわけにもいかず、「ええ、まあ」なんて曖昧な返事をして、食が細い人のフリをしています。

嘘をついているようで心苦しいと感じていたのですが、最近はこの食が細い人のフリというのは、少食を実践する上で有効なのではないかと思い始めました。まず、いっしょに食事に行っても、肉などの動物性食品を食べない言い訳になります。そして、自分自身に対して「自分は食が細い」と洗脳して食が細い人になりきることにより、本当にそういう人になれるのではないかと思うのです。ま、私の場合、しばらく時間がかかりそうですけど。。。

食欲が旺盛になっていく秋から冬にかけて、いかにして大食を封印して少食を継続させるか、考えてみました。

1. 空腹を確認してから食べる

規則正しく食べることも大切とは思うのですが、食事の時間が来ても、お腹が空いていないのであれば、その食事は抜かす、という「英断」も必要ではないかと思います。

2. 準備する食事の量を少なくする

たくさん準備してしまうと、ついついたくさん食べたくなります。残しておくと傷んでしまうとか、冷蔵庫に入れるスペースがないとか、私はたくさん食べるための言い訳を次々と思い付いては、大食いしていたので、少なく準備をすることが肝心だと思っています。万一たくさん作ってしまった場合は、食卓に出す分と保存する分を食べる前に分けて、保存分は即座に冷凍してしまうのがいいかもしれません。

3. 好物の頻度を減らす

私はごはんと和風のおかずという組み合わせが大好きで、何杯でもごはんのおかわりをしたくなってしまいます。そこで、秋から冬にかけては、パンとサラダのような洋風メニューを増やそうかと考えています。パンは嫌いではないのですが、ごはんほどたくさん食べたいとは思わないんです。

4. ゆっくりよく噛んで食べる

食養の基本中の基本ですよね。しかし、私にとっては非常に難しい課題です。基本に立ち返って、咀嚼の回数を数える、ひとくち口に入れたら箸を箸置きの上において噛む、追っかけ食い(ひとくち口に入れて噛んでのみこむ前に、また食べ物をとって口に入れること)をしない、といったポイントに注意してみようと思っています。

5. 着物を着て帯を締めて食事する

帯を締めると姿勢も正されますし、胃のあたりが多少圧迫されるので、大食い防止になるかなと思っています。

少食の基準」で書いたように、就寝時に空腹が感じられるのであれば、夏より多く食べても大丈夫かなあと思ったりもしますが、いったん大食いのスイッチが入ってしまうと、また暴走してしまいそうなので、食べる量は慎重にコントロールしようと思っています。

ああ、早く本物の食の細い人になりたいです(笑)。

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