ヴィーガンは、厳密に分けると、次のように分類されるようです。
- ヴィーガン (Vegan) 純粋菜食者 完全菜食主義者
乳製品、蜂蜜等も含む動物性の食品を一切摂らず、革製品等食用以外の動物の利用も避ける人々。
- ダイエタリー・ヴィーガン (Dietary Vegan)
ヴィーガンと同様に、植物性食品の食事をするが、食用以外の動物の利用を必ずしも避けようとしない。
完全菜食の世界に憧れはあるものの、私はヴィーガンにはなっていません。上記でいうところのダイエタリー・ヴィーガンに近いと思います。ただし、年に数回程度ですが、社交上、肉以外の動物性食品を少々口にすることもあるので、食事面でも完全なヴィーガンではありません。この社交の問題については、どうすることがベストなのか、いまだに答えが見つかっておらず、悩みどころです。
食事以外の面というと、まずは服装でしょうか。毛皮や皮革を使った服は着る気も起きないのですが、冷えとり健康法の影響でシルクの下着や靴下を愛用していますし、ウールのセーター、コートなども着ています。また、最近和装に興味が出てきて、母から絹やウールの着物を譲り受けたので、服装面ではたぶん一生完全なヴィーガンにはなれないと思います。ただ、華美に着飾るタイプではなく、高価な絹の着物を次々と新調するほどの財力も必要もないので、今後は、綿や麻などの着物、古着を中心に和装を楽しみたいと思っています。
昔買った革の財布やかばん類は今も大事に使っていますが、これからは皮革製品は買わないつもりです。自然素材や合成皮革の製品も色々あるようなので、そうしたものに注目していきます。
問題は靴ではないでしょうか。合成皮革で履きやすい靴って、あまりない気がします。完全に1年365日和装にしてしまえば、靴は要らないのですが、当面それは絶対に無理そうなので、靴の問題から完全には離れられません。今のところ、フォーマルな場面では昔買った革靴を履くことにし、カジュアルな場では、アースシューズを好んで履いています。アースシューズのシリーズは、革製品もありますが、ヴィーガン仕様のものには、はっきりとマークが付けられていて分かりやすいです。ネガティブヒールといって、つま先よりかかとの方が低くなっている構造なので、ちょっと面白い履き心地です。
私は最初、食事面でしか動物性のものを排除することに興味がなかったのですが、動物を食べず、さらに、動物由来のものを使わなければ、動物が殺されることもなくなるのだと思い始め、食事以外の面にも関心が向くようになりました。
上述のとおり、まだまだ課題が多く残っているのですが、とりあえず自分にできる範囲で、可能なかぎりヴィーガンに近いライフスタイルにしたいと考えています。
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントはブログの管理人が承認するまで公開されません。