やせたい人向けのダイエット情報は巷に氾濫していますが、太りたい人に役立つ情報ってあまり見かけない気がします。食べたら太れるって思っている人が多いのかもしれません。
私の場合、食べたら、むくむだけで筋肉はつきません。最近、少食を実行して、むくみがとれたら、筋肉のない骨張った体が浮き彫りになってきました。骨体美を追求するのも悪くないかと思いつつも、もう少し筋肉をつけ、健康的な雰囲気を出したいと思っています。
ベジタリアンのアスリートも結構いるようですし、ネットでも筋肉隆々のベジタリアンの動画を見かけたことがあるので、菜食だから筋肉が発達しないというわけではないと思います。
私が何かと参考にさせてもらっている、自力整体の矢上裕さんによると、
筋力をつけるには筋肉の緊張を抜き去り、気が流れるようにしなければ筋力は育ちません。体重というのは基本的に筋肉内を流れている血液の量に正比例するのです。体重は血液量なのです。
筋肉というのは脱力するほど大きく育ち、緊張するほど育ちません。痩せている人の筋肉を触るとほとんどの人が緊張しています。その筋肉では体重が増えることはないのです。そして体重が減ることの大きな原因に心の緊張があります。精神的緊張というものは 思っている以上にエネルギーを使います。その証拠に体重が一番減る時は、心身の緊張が連続している時なのです。
とのことです。(2007年質疑応答集から引用)
筋肉血液が生産される時間帯は睡眠時間中だそうで、睡眠の深さと長さが鍵となるようです。
昔、歯科医に「歯に縦筋が入っているので、就寝中に歯を食いしばっているのだろう」と指摘されたことがあります。私は熟睡できていないのかもしれません。夜中に目がさめたりすることもありますし。しかも、夜中だけでなく、日中も仕事などで緊張状態にあることが多かったので、ほとんど脱力できている時間がなかった、と考えると、筋肉が発達していないことも納得がいきます。
むくんでいるというのは老廃物が溜まっているということであり、老廃物があると筋肉が発達しないらしいです。だから、老廃物がなくなった今が、自分にとって、筋肉をつける絶好の機会なのではないかと思っています。
そして、結局のところ、なんでも「心」に行き着くのだなあとしみじみ思いました。大食いで体調を崩したことも、心がざわざわと波だって食べ物に走ったことが原因でした。太れないというのも、心の緊張が体の緊張を引き起こした結果だったとは。。。
心の問題、やはり侮れません。
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