坐骨神経痛の発症前後、家にある電化製品の調子が次々と悪くなり、その他人間関係やら何やら辛いことが重なりました。小さなトラブルから大きな障害まで、まさに「弱り目に祟り目」、「泣き面に蜂」、「踏んだり蹴ったり」の状態で、痛いわ、歩けないわ、悲しいわ、不安だわ、苦しいわで、もうすっかり悲劇のヒロイン気分でした。外出もままならなかったので、家にこもって、本をよく読むようになり、足立育朗さんの『波動の法則』もそんなときに読みました。そして、次の一文が目に飛び込んできました。
全ての現象は自分の発振した振動波と同調して起こる
なんだか答えをもらったような気がしました。最近流行りの「引き寄せの法則」も同じことを言っているのでしょう。たしか斎藤一人さんも「今起きていることは今のあんたにちょうどいい」って言っておられたと思います。
私は坐骨神経痛になるべくしてなり、そういう私にふさわしい現象が次々と起きた。電化製品の調子が悪くなったのも、人間関係がまずくなったのも、決して運が悪かったわけではない、偶然ではない、自分の責任だったんだと思うようになりました。そう思ったら少し心が軽くなりました。自分さえ変われば、自分の周りで起きる現象も変わるはずですから。
「病は福音である」と言いますが、本当にそうだと思いました。坐骨神経痛になったおかげで、大食をやめて少食にしようと決心できたし、本を読む時間が増えて自分の考えをあらためることができた。このブログも坐骨神経痛にならなければ始めていなかったと思います。病を経験せずに色々学べる方々もおられるのでしょうが、私は痛い目に遭わないと学習できない大馬鹿者だったので、いばらの道が用意されてしまったんでしょう。
そして、心が少し落ち着いてきた頃、あまりにも調子が悪くて買い換えようと思っていた冷蔵庫がいきなり息を吹き返しました。これも私の精神状態に反応したのでしょうか。よく分かりませんが、その後も元気に稼動してくれています。まずは小さなことから変化が起きるみたいですから、心のもちようによっては、今後もっと大きな変化が起きてくるのかもしれません。自分の心の状態と周囲の現象をじっくり観察していきたいと思います。
コメント
どうしてノラさんと私の言いたい事がこうも一致してしまうのか?不思議です。育った環境も今の環境も病気に対する取り組み方のバックグラウンドも違うのに。私のバックグラウンドは独学の免疫学と独学の東洋医学です。人間は気(ノラさんは波動と表現されています)・血・水(津液)が流れていて乱れたら病気になります。気だけは外部とのコンタクトが可能です。病気で人間関係を失う人がいますが単に仕事に穴をあけただけでなく気の乱れも関係しているのです。
免疫学的に言うのなら体内に異物が入り込んだ時に起きる正しい排除機能なのです。もし坐骨神経痛の原因が食べ過ぎによるものなら消化しきれないから食べるの止めてくれという体からの信号なのです。よって病気とは生命を維持するための正しい症状なのです。「病は福音」は正しいと結論出来ます。・・・・・・電化製品が壊れたのは偶然ですよ(苦笑)
投稿: 一患者 | 2012年1月27日 (金) 23時12分
★ 一患者さん
古い記事までさかのぼってお読みいただき、ありがとうございます。また、色々と符合するところがあったようで、これも何かの巡り合わせでしょうか。
そう、気の乱れは侮れませんよね。私はこの記事に書いている問題乱発の時期、誤った見方にとらわれていて、気が乱れまくっていたと思います。
電化製品の件、偶然? …でも、偶然じゃないと思いたいんですよね。世の中に偶然はないって言いますし…(笑)。
投稿: Norah | 2012年1月28日 (土) 09時45分
確かに偶然とは言い切れないかも知れません。私も電子物理工学は勘弁してほしいのですが電化製品の殆どは目に見えずもちろん人体には99.9%<100%無害な範囲で何かすらの電磁波、赤外線、耳に聞こえない範囲の音を出していると思います。人間の気は漢方薬と同じく単一成分ではありません。電化製品とかぶっている部分も無きにしも非ずです。逆のパターンならよく聞きますよ。テレビやネット、携帯電話を持ち歩かなくなったら体調が良くなったと。よって判定はグレーとさせておいて下さい。
このHPで初めて知った「ひろさちや」さんの本を2冊借りてきました。全て読んだ訳ではないのですが「現代版徒然草」みたいで宗教家のイメージがないです。でも面白い事は確かです。
投稿: 一患者 | 2012年1月28日 (土) 22時12分
★ 一患者さん
フォローありがとうございます。私の場合、携帯電話は持っていないし、テレビもあまり見ないんですが、仕事の関係でパソコンを長いこと見ている上にプライベートでも結構ネットサーフィンしてしまうので、このあたりが要改善ポイントかと思っています。
ひろさちやさんは、難しいことを分かりやすく書いてくれていて、とても良いですよね。私は宗教団体の類が苦手で所属することはないと思いますが、哲学を突き詰めていくと宗教になるというか、すぐれた宗教家は素晴らしい哲学をもっていて、読み応えがあります。
投稿: Norah | 2012年1月29日 (日) 11時09分
ここ2~3カ月、時々読ませて頂いてます。以前から小食や菜食には興味がありました。私自信、5年前に体調を崩し、体も心もボロボロになりました。パートの仕事で社会復帰して一年になります。コメントをお送りするつもりはありませんでしたが、つらつらと過去の記事をみていましたら足立育郎さんについて書かれている記事を発見しました。私も何回も波動の法則をよんでいました。しかし、周りでこのたぐいの本を読んでいる人は皆無、まして話題に出すなどもっての他と感じていました。ただ嬉しかったです。ありがとうございます。また、訪問させていただきます。
投稿: タルピー | 2012年10月26日 (金) 18時42分
★ タルピーさん
コメントありがとうございます!
いろいろと大変だったようですが、良い方向に向かわれておられると拝察しました。
『波動の法則』は良い本ですよね。でも、私もこのブログ以外でこのテの話をしたことはありません。変な人って思われそうで。ま、私の場合、それ以前に生菜食だとか医薬に頼らないとか、世間一般からかなりずれていて、もう既に変な人なので、いまさら隠し立てする必要はないのかもしれませんが…(笑)。
最近落ち着いて記事を書く余裕がなくて、しばらく不定期更新になりそうですが、またお手すきのときにでも立ち寄っていただけると嬉しいです
投稿: Norah | 2012年10月27日 (土) 07時51分
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