今日の記事も毎日放送ラジオ『たね蒔(ま)きジャーナル』での小出裕章さん(京都大学原子炉実験所助教)の解説(4月27日水曜日放送分)についてです。
【今回の話題】
- 東電女性社員の免震棟での内部被ばくについて
- 内部被ばくの評価方法について
- 削り取った校庭の表土の処分場はどうするべきか?
- 1号機建屋の放射線量が毎時1120ミリシーベルトであることについて
- 4号機の燃料プール漏水の疑いについて
情報一元化に伴い、細野首相補佐官が「原則としてすべての情報を公開する」と語ったようですが、やはり小出さんから見ると、まだまだ公開が進んでいないようです。
…というか、情報統制が着々と進んでいるのではないでしょうか。
福島県郡山市のこちらの小学校によると、
橘小放射線測定値報告の中断のお知らせ
先日来、本校独自で実施した校舎内及び校庭等の放射線測定値をホームページに掲載してまいりましたが、インターネット等での測定値の発表は、文部科学省や県など公的な機関が測定したものに限るとのことから、今週からホームページへの掲載は中断することとなりました。なお、学校独自の調査はこれまでどおり継続し、数値の推移等については、学校便り等で保護者の皆様にお知らせしてまいりますので、ご理解いただきますようにお願いいたします。
【緊急情報】 2011-04-26 10:31 up!
とのことです。「情報一元化」って、こういうことなんでしょうか。小学校が独自の測定値を自分のホームページで発表する自由がないなんて、怖ろしすぎます。
また、こちらのブログによると、アメリカで福島第1に由来すると思われるプルトニウムやストロンチウムなどが検出されているようですし、こちらの記事(英語)では、ハワイの牛乳から放射性ストロンチウムが検出されたとあります。
プルトニウムやストロンチウムは重いから遠くへは行かないって話は何だったんでしょうねえ…。アメリカで見つかっているのに、日本にない訳ないと思うんですが、まだヨウ素とセシウムだけだと言い張る気でしょうか。いい加減、他の物質も測定して公表してほしいです。
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