2010年10月18日月曜日

安全でないもの

 農薬がかかっていない野菜や果物の方が良いのは間違いないのですが、私の生活環境では、すべて完全無農薬のものにするのは難しいので、今のところ、あまり神経質にならないようにしています。有機・減農薬・無農薬の野菜や自然食品の宅配を利用しつつ、近所の普通の店でも買い物しています。

有機と表示されていないバナナやアボカドも食べていますし、農薬のかかっていると思われるリンゴも皮付きで食べちゃったりしています。もちろん食べる前に洗っていますが、簡単な水洗いだけで、残留農薬を落とすための除去剤のようなものは使用していません。

 大丈夫なのか、と聞かれると、よく分かりません。バナナやアボカドは大好きだし、リンゴなどは皮と実の間が美味しいので、皮を剥くのがもったいないと思っているだけです。菜食なんだから多少の農薬は大丈夫と思い込んでいるに過ぎません。確固たる根拠はまったくないので、他人にそうしたものを食べろとか皮を剥くなとはとても言えません。

ただ、ひとつ言えるのは、農薬より何より避けるべきは化学調味料だということです。

以前、飲み物だけのつもりで入った店で、ランチタイムは食べ物も注文してくれと言われ、同席者の手前、店を出ることもできず、ピラフを頼んだことがありました。米と野菜とシーフードだったので、なんとか消化できるかなと思っていましたが、食べているそばから舌の右側がビリビリ痺れてきました。半分ぐらい食べたところで、その舌の痺れがすごい状態になり、どうにもこうにも我慢できず、半分残しました。その後、翌日ぐらいまで舌の右側が曲がってしまったような痺れが続き、非常に辛かったです。

ネットで調べたら、どうも化学調味料が原因のようでした。化学調味料の解毒を担当するのは肝臓です。肝臓は体の右側にありますから、舌の右側が痺れたというのも肝臓からの悲鳴ではないでしょうか。菜食を始める前は、インスタント食品やファーストフードなどのジャンクフードを食べたり、安さが自慢の飲食店で食事をしたりすることも多かったので、化学調味料に慣れきっていたのでしょう。反応することはまったくありませんでした(お腹はよく壊していましたが)。しかし、菜食になって、化学調味料を摂らない生活が長くなり、ようやく体が敏感に反応できるようになったんだと思います。

動物性食品は食物連鎖の上位に位置するため、残留農薬が多いと言われていますが、私の場合、動物性食品を食べても(少量ですが)、だるくなったり吹き出物が出たりする程度で、急性の舌の痺れなどは経験したことがありません。急性の症状が出るというのは、かなり毒性が強いのではないかと思われます。化学調味料は残留農薬以上に避けるべきでしょう。

とはいえ、残留農薬も急性の症状が出ないだけで、徐々に蓄積されて後々健康被害が生ずることも考えられます。ですから、不安に思われる場合は、残留農薬の除去剤などを使っていくことも、ひとつの選択肢だと思います。私は使ったことがないので、効果などについては何とも言えませんが。。。

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