以前、年上の友人と飲食店に入ったとき、メニューが読めないから読み上げてくれ、と頼まれました。老眼鏡を忘れたということで…。その友人とは、20年来の付き合いなので、月日の経過を噛みしめた出来事でした。
私は今のところ老眼ではなく、近くのものを見るのに不自由したりはしていません。近眼で運転免許証には「眼鏡」と記載されていますが、ペーパードライバーなので、全然運転しておらず、日常生活は裸眼で過ごしています。でも、40代でも老眼になっている人をチラホラ見かけるし、過日、50代~60代の人たちの集まりに参加したら、私以外の5人全員が老眼だったので、他人事ではないなあと思いました。
老眼は避けられないものなのでしょうか。
自力整体の矢上裕さんによると、「避けられる」みたいです。矢上さんは、50歳ごろ、老眼その他の不調が2年間(矢上さんは、この期間を「骨格変動期」と呼んでいます)続いたそうなのですが、その骨格変動期を過ぎたら、老眼やその他の不調はケロリと治ってしまったとか。
矢上さんは、「視力回復セミナー」というものを開催されており、参加者の視力向上に貢献されているようです。私は参加したことはありませんが、ネット情報によると、つぎのようなメニューです。
1. マキノ駅に着くまでの車中は本を読まない
2. マキノ駅でレンズをはずし、これからは裸眼生活にする
3. 研修所まで1 時間歩き、周りの風景を見、帰りと比べる
4. 3 時~4時 講義 時計や前の人の顔を見て、最終日と比較する
5. 視力回復トレーニング、眼の構造の解説
6. 4 時~5 時 野外での太陽瞑想、遠近調整、眼球風浴、眼球水浴
7. 5 時~5 時半 スープの夕食
8. 5 時半~7 時温泉入浴
9. 7 時~9 時 自力整体と眼筋反射筋肉ほぐし 後は質疑応答
10. 翌日9 時~10 時 老眼治しと ろうそくを使った目の疲労回復
11. 11 時~12 時 講義 心と近視について 矢上の視力回復体験談
12. 12 時~1 時 野外散歩&眼球遠近調整訓練 瞳孔開閉訓練
13. 1 時昼食4 時まで休憩・6 時までに各自温泉へ
14. 6 時~8 時半自力整体&視力のツボ刺激 8 時半~スープ夕食
15. 最終日 眼球水浴の後講義 各自の感想発表、視力の変化
16. 12 時スープ 12 時半歩いてマキノ駅へ
そして、セミナーから帰った後は、以下の生活方法を推奨されています。
1. 見えなくても構わないので、めがね・コンタクトをやめ裸眼で暮らす
2. 必要なときだけ一時的にめがねを掛け、済んだらすぐはずす
3. 朝は30秒太陽凝視、30秒目を閉じる この瞳孔訓練を3 回行う
4. 夜は見えなくなるまで電気をつけない。もちろん昼間は電気はオフ
5. 朝の洗顔と共に眼球も洗う。洗面器に眼を付け、瞬き30 回し、眼をぐるぐる左廻し10回、右回し1 0回 後に鼻の洗浄
6. パソコンや本などで集中した時は、遠くをぼんやりと広く見る
7. 眼球を大きく見開いて、普段風が当たらない部分に風を入れる
8. 下ばかり見る眼球になっているので、時々強く上目使いにする
9. 一点を見つめるのではなく、ワイドに全体をぼんやりと見る
10. パソコンやテレビなど、光を発している機械を連続して見るときは瞳孔が閉じっぱなしになるので、アイマスクをして時々眼を閉じる
11. 根を詰める癖をやめ、常に肩に力が入りっぱなしになっていないか、息を詰めていないかどうか チェックする
12. 眼を使う作業は昼間に集中させ、夜は眼を休める時間にする
13. 見えなくても、興味を持って近づいて裸眼で見ようとする
14. 肩甲骨周囲の筋肉をほぐし、肩甲骨が自由に動かせるようにする
15. 眼は食事を取ると眼筋が緩むので見えなくなる。仕事中は空腹で
16. 空腹で眠りにつくと 朝の視力が相当良くなっている
17. 早寝早起きは交感神経が働き、眼が良くなる
やはり、基本は食べ過ぎないこと、目を酷使しないようにすること、みたいですね。
私の経験では、大食して体調が悪くなってくると、目の周りに老廃物がたまっているせいか、視界がぼやけます。そして、目やにや涙、鼻水などで排泄され、目の周りのむくみがとれたら、また視界がはっきりしてきました。
日常的に気を付けることで、老眼が回避できるなら、こんな嬉しいことはありません。上記のポイントに気を付けて、実践できることはどんどんやっていこうと思います。
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