2011年8月21日日曜日

デトックスの夏

猛暑から一転、ここ数日はとっても涼しいですね。夜には虫の音が聞こえてきたりして、なんだか初秋の雰囲気です。熱帯夜の寝苦しさから解放されたのは嬉しいのですが、私としては、また暑くなってくれないかなあと密かに願っています。猛暑で大量の汗をかいたら、老廃物の排泄が進み、ずいぶんと体調が良くなったので、この夏の間に、もう少し汗をかいておきたいと思っているんです。

よく「春は排毒の季節」と言われますが、春は排毒の始まりの季節で、夏が排毒のピークのような気がします。秋から冬にかけて溜め込んだ老廃物が、春にじわじわと出始め、夏の暑さで排泄がいっきに進むのではないでしょうか。

私は昔から汗っかきなのですが、加齢によるものか、はたまた、体調の変化からか、汗をかく部位が変わってきたような気がします。

子どもの頃は、顔や上半身に汗をかくことが多かったです。中学や高校の頃は、朝の通学中に制服のブラウスが汗でびっしょりになっていました。

最近は、顔や上半身からも多少汗が出ますが、昔ほどではなく、今いちばんすごいのは、腰から下です。特に、お尻から太股にかけて大量の汗をかきます。今の季節、家にいるときは、キャミソール、ショーツ、ステテコを身に付けた上に、浴衣を着ているのですが、先日までの猛暑では、椅子に座っていると、椅子がびしょ濡れになってしまうので、バスタオルを敷いて腰掛けていたほどです。

『「骨盤」自力整体』(矢上裕著)によると、骨格が歪んでいるところに贅肉が付きやすいそうです。私は昨春、坐骨神経痛になって骨盤の歪みを自覚したわけですが、骨盤まわりと言いますか、お尻や太股のあたりに贅肉がついているような気がします。そして、そうした贅肉から汗が噴き出してくるように思われます。

昨年の夏も汗をかいてずいぶんと体調が上向いたのですが、今年の夏はさらに体調を向上させたいと思い、昨年とは違う自力整体の実技を取り入れています。

昨春から先月始めまでは、『DVDで覚える自力整体』を中心にやり、ときどき、『女性の自力整体』を織り交ぜたりしていました。先月、ちょっと思い立って、3年ぐらい前によくやっていた、『自力整体整食法』の実技を中心にすえてみました。この実技、好きだったんですけど、かなりハードな動きが入っているので、坐骨神経痛からの回復期には、とてもやる気になれませんでした。

この実技には、付録CD内で矢上裕さんが
「これは腰痛の人や坐骨神経痛の人には拷問みたいなもんですけど」
とコメントしている動きがあるのです。(こちらのサイトの一番下にある3枚の写真のうち、左端の動きです。タオルを足に引っかけて、腰をひねっているもの。ちなみに、中央と右端の写真の動きも『整食法』の実技に出てきます。私がこれらをやると、この写真の方とは、かけ離れた姿になります…。)

猛暑で大量の汗をかいたおかげで、今では、この「拷問」にも何とか耐えられるようになってきました(笑)。

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