2011年8月27日土曜日

80/10/10情報ソース

"The 80/10/10 Diet"(Dr. Doug Graham 著)には、いろいろと興味深いことが書かれているので、このブログの80/10/10カテゴリーに興味をもたれた方には一読をお奨めしたいのですが、なぜか今、Amazonでは「一時的に在庫切れで入荷未定」のようです(アメリカのAmazonも法外な値段のsellerしかいない…)。

そこで、とりあえず、ネット上で参照できる80/10/10関係の情報ソース(英語)をご紹介します。

FoodnSport

グラハム博士の教え、ナチュラル・ハイジーンの哲学に従って運営されているサイトです。このサイトのよくある質問(FAQ)のページを読むと、80/10/10に関する大まかな内容が分かるのではないかと思います。ちなみに、"811rv"というのは、"80/10/10 raw vegan"のことです。

● 30 BANANAS A DAY

80/10/10のメンタリングを行っているオーストラリア人カップルが運営しているサイトです。80/10/10実践者のコミュニティのようになっています。サイト名は「1日にバナナ30本」となっていますが、これを真に受けないほうがよいです。運動量が多く、消化力が強い人なら大丈夫なのかもしれませんが、私は1日にバナナを12本食べたら、気分が悪くなりました…(汗)。今では1日にせいぜい3~4本で、お腹を軽くしたい日は、バナナは食べないようにしています。

※2025.4.4追記:カップル解消により、このサイトも消滅した模様。何年か前に見かけた動画では、2人とも厳格なローヴィーガン生活はやめて、それぞれ独自路線を突き進んでいるようでした。

● 80/10/10実践者(個人)の動画

80/10/10で検索すると、結構いろいろな動画が見つかります。私が特に参考になったと思ったのは、次の二人です。(二人とも、飲食・健康産業とは関係のないお仕事をされており、営利目的の動画ではありません。)

★ アリシアさん (米国カリフォルニア州在住)

色々な体調不良を経験されて、80/10/10に行き着いたようです。次の動画ではFarmers Marketで買ってきた果物や野菜を見せてくれています。直売所で色々な果物や野菜が買えるという環境、とってもうらやましいです。アリシアさんは他にもご自身の実践方法や経験に関する動画をたくさんアップしてくれているので、興味をもたれた方はチェックしてみてください。

★ マイケルさん (米国ニューヨーク州在住)

マラソンがご趣味のようです。加熱食ヴィーガン(cooked vegan)から80/10/10の生食ヴィーガン(raw vegan)になり、大会での成績が向上したそうで、80/10/10について熱く語っている動画をたくさんアップされています。次の短い動画では、肉体の変化を披露しつつ、その変化が生の果物、野菜からもたらされたことをアピールしています。ホームページでもご自身の経験など、色々と詳細な情報を発信されていますので、テキストベースの情報が欲しい方は、マイケルさんのサイトをのぞいてみてください。

マイケルさんはフルータリアン(fruitarian)と自らを呼んでいますが、野菜も食べているようです。80/10/10は100%果物だけの食生活は勧めておらず、野菜もたくさん食べるように言っています。グラハム博士は、真の健康を求めるのであれば、カロリーの2~6%は、葉物野菜から摂取するよう奨励しています。2~6%という数字の低さに惑わされやすいですが、野菜は果物よりカロリーが格段に低いので、量をたくさん食べる必要があります。1日2000カロリーを摂取する人の場合、緑の野菜を1ポンド(約450g)食べる必要があるとのことです。

私は一時期、果物ばかり食べていたことがあるのですが、しばらくしたら、無性に野菜が食べたくなり、今では野菜の量が増えてきました。ただ、今でも、ときどき緑の野菜を食べたくない日があり、そういうときは無理せず、きゅうりやズッキーニ、トマト、レタス、セロリなどを食べています。季節や体調によって嗜好はどんどん変わるので、自分の体と相談しながら、メニューを決めたほうがいいと思います。無理に葉物を大量に食べようとすると、ローフードそのものに嫌気が差して、続かなくなってしまうかもしれないので。 

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