先日、イスラエルの原子力発電所で、大量発生したクラゲが冷却用の海水の供給を妨害しているというニュースを見ました。
この映像を見たとき、前回の記事で書いたカンジダの大増殖が思い浮かびました。
カンジダは人体で血糖値が上昇した際、その血糖値の上昇という危険を取り除くために、急激に増殖して、余分な糖を食べ、人間を守ってくれている。そして、痒みなどの症状を引き起こして、血糖値が上昇していることを私たちに知らせてくれている。つまり、人体の自浄作用であり、メッセージを届けてくれるメッセンジャーでもあります。
上記のクラゲの大発生も原理は同じではないでしょうか。
何か地球環境に危険な状況が起きているため、その危険を取り除くために大発生して、環境を守ろうとしている。そして、地球が危機的状況にあることを私たちに知らせようとしてくれていると思うのです
クラゲが大量発生したのは、異常気象が原因ではないかと言われているようですが、その異常気象の原因を作っているのは人間が作り出したものであり、そのひとつが原発だと思います。
原発というのは放射能の問題以前に、何かと環境に大きな影響を与えています。例えば、原子炉で生み出された膨大な熱は、発電に使われるのはわずか3分の1で、3分の2は海に捨てられています。このため、取水口付近と排水口付近では海水温が7度も違うらしいです。これって、自然界にとってはかなり迷惑な話でしょう。海の生物に影響が出ないとは、とても思えません。
実際、このイスラエルの原発だけでなく、スコットランドや島根の原発でも、クラゲの大群が押し寄せて問題になったと報道されており(詳細はこちら&こちら)、あちこちの原発に自然界から抗議が来ているように思います。
こうしたメッセンジャーのメッセージを無視し続けるとどうなるでしょうか。
カンジダなら再発を繰り返すでしょうし、血糖値の上昇が続けば、糖尿病になってさらに深刻な事態を招きかねません。
では、原発は?
人体よりはるかに規模が大きいだけに、深刻な事態がどのようなものになるのか、想像するのが怖いです。クラゲのメッセージを無視していたら、いずれは、もっと強力な使者が送り込まれてくるでしょうから…。
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