"The 80/10/10 Diet"(Dr. Doug Graham 著)は、活発に体を動かし、それに見合ったカロリーをしっかり摂取するという方針で、「80/10/10=果物を大量に食べる」というイメージが一般に定着しているように思います。私は、過去記事(「果物を食べると具合が悪くなる場合」)にも書いたとおり、カロリー過多にならないように、自分の運動量や生活スタイルを考慮しながら、食べる量を考えてはいたんですが、最近、ちょっと食べ過ぎかな、と思い始めました。そこで、80/10/10の低脂肪生菜食スタイルは維持しながら、全体的なカロリーは落とす方向に舵を切り直そうかと考えています。
なんで、こんなことを考えたかと言いますと、
1. 加熱料理の量が増えてしまった
ロー率が下がってしまい、体内に余計な老廃物を増やしてしまった気がするので、その排泄を促進するためにも、カロリーの高い果物は、当分の間、控えめにしようと考えました。加熱料理のおかげで排便頻度が1日1回になり、焦げ茶色で悪臭がする便になってしまいました…(汗)。ロー率がもっと高かった頃は、1日2回はお通じが来ていて、色も黄金色で、臭いもほとんどなかったので、早くあの頃に戻りたい…。
2. 少食でも健康的な肉体を維持している人たちがいる
ロー・ヴィーガンでボディ・ビルダーのウェイド(Wade Lightheart)さんが、ある動画(現在見られなくなってしまいました)で、Vita-Mixの4分の1ぐらいしかない小さなブレンダーでスムージーを作っていて、そんなに大量には食べていないような話しぶりでした。そして、前回の記事(「ロー・ヴィーガンな中年トラック野郎」)に登場したマーカス(Markus Rothkranz)さんも、健康で長寿の人が多い地域はみな少食であり、自分もたくさんは食べないと言っていました。
3. 過剰な糖は便秘、ミネラル不足の原因になる
マーカスさんのサイトの中に次のような説明がありました(原文はこちら)。
甘い果物ばかり食べないこと
過剰な糖は便秘を引き起こし、また、体からミネラルを滲出させることがある。キュウリ、トマトなどの甘くない果物、濃い緑色の葉野菜をたくさん食べること。
4. 過剰な糖は、しわ、シミ・ソバカスの原因になる
また、マーカスさんの別のページには次のように書いてありました (原文はこちら)。
糖類は過度にしわを作る。コラーゲンのタンパク質に付着し、コラーゲンの架橋(クロスリンク)を引き起こし、肌を硬くさせ、柔軟性を失わせる。インスリン値の上昇により、体内の各細胞内で炎症が起きる。その結果、年齢不相応に老けることとなる。糖類は体内でコラーゲンと相互に作用し、褐変反応と呼ばれる状態(シミ・ソバカス)も作り出す。ソバカスは、体が過剰な単糖類を排泄しているというシグナルである。頬のシミは、糖類が呼吸器官および消化器官に損傷を与えていることを示している。糖類は主に肝臓、腎臓、脾臓、腸、生殖器に影響を与える。吹き出物は、額にある場合は腸や肝臓の問題、頬にある場合は肺の問題、鼻にある場合は心臓の問題、あごにある場合は生殖器の問題を示している。
私の顔は、彫りが浅いというか、平面的というか、凹凸があまりないせいか、ほとんどしわがなく、今まで、しわで悩んだことはありません。反面、シミ・ソバカス(+ホクロ)は子供の頃から悩みの種でした。菜食にして薄くなったと喜んでいたんですが、この夏、また昔の勢いを取り戻したかのように濃くなってきて、忌々しく思っていました。また、長いこと、眉間に吹き出物が出ているんですが、上記によると、眉間(額)あたりは腸や肝臓とリンクしているとのことなので、脂肪だけでなく、糖分も影響しているのかもしれません。なので、これらの点からも、甘い果物を減らしてみようと考えました。
私の場合、午前中から食べ始めてしまうと、その後どんどん勢いづいて、1日の食事量が増えてしまうというパターンが多いので、しばらくの間、午前中はできるかぎり食べない方向で頑張ってみようと思っています。今日も午後3時過ぎまで、水だけで過ごしましたが、意外と平気でした。その後、大玉スイカを4分の1平らげちゃいましたが、夜は野菜のみにする予定です。
そんな訳で、当面、緑の野菜を増やし、果物を減らすという感じでやってみます。もし、この路線でずっと行けたら、経済的にも大助かりなんですけどね(笑)。
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