色々あって、すっかりブログの更新をお休みしてしまいました。昨日の午後は、台風15号が来るというので、ベランダに置いてあった鉢植えを屋内に移動。鉢をどかすと、どこかから飛んできて吹きだまった落ち葉の山が…。でも、時間がなかったので、そのまま放置。台風一過の今朝、ベランダを見たら、きれいさっぱり掃除されていました。
福島第1の原発事故後、放射性物質による内部被曝が問題となり、食品の安全性が何かと取りざたされてきましたが、日本政府は世界でも稀にみるユニークな判断で、食品の安全について暫定基準値を定めました。「暫定」ということですが、もう事故から半年以上経過しており、このその場しのぎの安全基準をいつまで続ける気なのか、やきもきしている人も多いかと思います。
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そんな中、今ネット上では、東北文教大学短期大学の教授、松田浩平さんのフェイスブックでの発言が話題を呼んでいます。私はこちらのブログで初めて知ったのですが、その後検索してみたら、色々なところで取り上げられていることが分かりました。私も片棒を担いで拡散に協力します。
【食料生産者の皆さんへ】
国の暫定基準値の500Bq/Kgは全面核戦争に陥った場合に餓死を避けるためにやむを得ず口にする食物の汚染上限です。もしも放射性セシウム137が500Bq/Kgも含まれた食品を3年食べたら致死量に達します。全てが基準値ぎりぎりではないとしても重複内部被曝を考えれば政府の暫定基準値では10年後に半数以上の国民が致死量以上に内部被曝する可能性が95%を超えます。つまり暫定基準500Bq/Kg未満で安全宣言すると言うことは、その食品を食べた人が10年後に半数は死亡してもかまわないと言っているのと同じだと言うことを忘れないでください。
【追記】 500Bq/Kgでやむを得ず食べる場合の期間は3ヶ月とされています。全面核戦争で食べ物がない場合の基準が規定の2倍の期間も放置されています。
まったく、とんでもない基準を設定してくれたものです。この先いつまでこの怖ろしい暫定基準値が続くのでしょうか。
こういう無茶苦茶な時代において、庶民ができる最強の自衛手段は、「少食」だと思います。汚染の少なそうなものを、必要最小限だけ食べる。もうこれしかないでしょう。
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