忘年会シーズンです。この時期の対応には悩まされます。
菜食・少食実践者として、非菜食の集まりにどう対応することがベストなのか。考え方は色々だと思います。基本は次の3択でしょうか。
- 出席しない
- 出席するが、非菜食料理には手を付けない
- 出席して、非菜食料理も食べる
私は今のところ、3を選択しています。ベジタリアンであることも特に言っていません。私は下戸でお酒も飲めないため、料理も食べないとなると、かなり場になじむことが難しくなるのです。また、お酒を飲む人たちというのは、あまり食べませんから、私がさほど食べなくても目立ちませんし、ちょっとつまんでいれば、その場をとりつくろうことができ、会話も弾むような気がします。そういう意味で、下戸ではありますが、純粋な食事会よりアルコールが入った席のほうが気楽です。
昔はベジタリアンであると言わないのは、潔くないように感じて、さほど親しくない人にも、自分の食の嗜好を説明したこともありました。しかし、最近は菜食に加え、少食も旗印に掲げた生活を送っているので、菜食であっても外食は結構負担だったりします。外で出される料理は、私にとって油脂が多すぎ、味が濃すぎるのです。そのため、へたにベジタリアンであると言って、菜食料理をたくさん出されたり、何を食べるのかとじっと見つめられたりするのはプレッシャーです。何も言わずに、その日の体調に合わせて、食べられそうなものを少しつまむというほうが、気負うことなく、その会を楽しめると感じています。
まずはその会に出席したいのか、出席する必要があるのかを考え、出席することにしたら、個人的な嗜好はしばし忘れることにしました。自分の主義主張を曲げてでも会いたい、会う必要がある場合なので、その場に行ったら、とにかくその機会を楽しむことに全精力を傾けています。ワリカン負けになろうが、元が取れなかろうが、気にしないようにしています。
ベジタリアンになりたての頃は、菜食を貫くため、人付き合いを避ける傾向にあったのですが、最近は少し考えが変わり、食の嗜好が違う人とも、うまく付き合えるようになりたいと思っています。菜食でも気が合わない人がいるように、非菜食でも気が合う人がいるように思います。食以外の部分で何か共感できる共通項があるのなら、その部分を大切にしたいです。相手に気を遣わせることなく、自分にとっても負担にならない方法を試行錯誤しています。
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