搾りたての果物のジュース(果汁100%)。
体に良さそうな気がしますが、実は良くないそうです。
Heal Yourself 101によると、
果物を搾った果汁100%のジュースを飲んではいけない。飲むなら、水で2倍に薄めること。果汁100%のジュースは人体にとって糖度が高すぎ、血液中で血糖値スパイクを引き起こす。また、病原体(ウイルス、バクテリア、カビ、イースト菌、真菌、潰瘍)のエサにもなる。果物はグリーン(青菜)と組み合わせて取るのが最良の選択。野生の動物たちは、果物と同量の葉物を食べている。
とのこと。
果物をそのまま食べたり、スムージーにした場合は繊維が残っているので、糖の吸収がゆっくり行われますが、ジュースは繊維が取り除かれてしまうので、砂糖のように血糖値を急上昇させてしまうようです。
巷では、甘い果物やニンジン100%のジュースが健康的な飲み物として推奨されていたり、病気治癒の方法として指導されていたりしますが、マーカスさんが実際に指導した経験では、病気が治癒したのは、果汁100%のジュースをやめて、果物をそのまま食べたり、スムージーにしたりした人たちだそうです。
ローフード(生菜食)実践者は、肉・魚・乳製品・卵をあきらめ、さらに加熱穀類もあきらめてきたので、甘い果物を食べることが唯一の楽しみみたいになっている人が多く、マーカスさんが果物について注意すると、ものすごい勢いで反論してくるんですよね。(ま、気持ちは分からなくもないですけど。。。)
でも、重病の人たち(甘い果物を完全に断たなければならない人たち)以外は、甘い果物を食べてもいいわけで、食べられることに感謝して、食べ方に注意しましょうという話です。
甘いものって本当に魅惑的で私も大好きだけど、病気や老化の原因を作っているのも甘いものなんですよね。
甘党・辛党とかいって、辛党の人は甘いものが好きじゃないみたいな印象を与えがちだけど、アルコールも結局は糖。
人類はみんな糖の誘惑と闘っているんですね。
マーカスさんも子どもの頃から甘いものが大好きで甘いお菓子はもちろんのこと、ゆで卵にジャムをつけたり、ミルクの中にパスタを入れて、その上に砂糖をかけて食べたりしていたらしい(日本人の感覚ではありえない組み合わせですが。。。)。
そして、その恐ろしい糖分摂取量と小麦と動物食の組み合わせで、子どもの頃から病弱で、何度も死にかけたそう。
砂糖が危険だということは、健康志向の人たちの間では常識ですが、果汁100%、それも(濃縮還元ジュースではなく)搾りたての新鮮なジュースが体に悪いというのは盲点だと思います。
果物は
- そのまま食べる
- スムージーにする
- 青菜と混ぜてジュースにする
この3択のどれかにしましょう。
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