今、過去記事(「卵とコリンと癌」、「人間の本来の食性」に登場したマイケル・グレガーさんの本、『食事のせいで死なないために[病気別編]』と『食事のせいで死なないために[食材別編]』を読んでいます。
主旨としては、『チャイナ・スタディ』やナチュラル・ハイジーン系の本と近く、生の果物や野菜と全粒穀物ベースの菜食を勧めながら、裏付けとなるデータを紹介しています。
マーカスさんがグレガーさんをわざわざ訪ねてインタビューし、絶賛していたので期待していたのですが、読んでみて、ちょっとがっかりしました。動物食の危険性は強調しているけれども、加熱菜食は健康的と思っているようなので。
とはいえ、現役の医師が菜食を推奨して、その著書がベストセラーになっているというのは画期的なことであり、新しいデータも出ていて、勉強になりました。
今日はそうしたデータの中から「シナモン」について。
シナモンも香りが強くて人気のスパイスで、血糖値を下げる効果で人気を集めた。その効果の高さは、糖尿病の検査の前夜に小さじ2杯のシナモンを摂れば、検査結果をごまかせるほどで、12時間経っても、食事後の血糖値の上昇は有意に抑制される。1日小さじ1杯だけでも、有意な効果が生じる。ただ残念ながら、いまでは糖尿病の治療用としては、シナモンの安全性や効果は認められていない。
5年半前の記事で、甘いものを食べるときはシナモンをかけたほうが良いと書いたのですが、現在では、どうも状況が変わってきているようです。
シナモンとひとくちに言っても、厳密には、次の2種類があります。
- セイロンシナモン(産地がスリランカ)
- カシア(産地がスリランカ以外)
カシアには、クマリンという有毒な成分が含まれていて、多量に摂ると肝臓がダメージを受けるらしい。小さな子どもなら小さじ4分の1杯を週に数回摂取するだけでも多く、成人なら1日小さじ1杯でも多すぎるとのこと。
セイロンシナモンのほうは、安全らしいのですが、血糖値を下げる効果はないらしい。
つまり、血糖値を下げる働きをしていたのは、カシアに含まれる有毒なクマリンで、血糖値は下がっても、肝臓が害されてしまうので、安全とはいえないようです。
ただ、セイロンシナモンについては、同書には次のように書かれています。
それでも、紫キャベツのつぎに多く抗酸化物質を含む安価な食材として、私はセイロンシナモンの摂取を勧めたい。
私はシナモンを選ぶ際、基本的にいつもスリランカ産を選ぶようにしていて、今手元にあるものもスリランカ産ですが、以前、スリランカ産が近所で見つからず、マレーシア産を買ったことがありました。カシアでクマリンが入っていたと思われますが、小さじ1杯以上、ふりかけちゃってました。。。💧
私は糖尿病ではないけれど、甘いものが好きで血糖値上昇を恐れてシナモンを摂っていたんですよね。セイロンシナモンでは無意味だったとは。。。💧
血糖値コントロールは、正しい食事内容で行うべきですね。。。💧
シナモン味は個人的に好きな味で、アクセントになるし、抗酸化物質も含まれているようなので、セイロンシナモンを今後も摂っていくつもりですが、過去記事ではセイロンシナモンとカシアを区別せずに血糖値抑制効果があるように書いてしまったので、シナモンの過去記事は削除することにしました。
今日は今年最後の金曜日。今年の更新は今日が最後です。良いお年を💕
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