去年まで、手軽なおやつとして、バナナをよく食べていたんですが、今年は、しばらく甘みの強いものは控えようと思い、最近は紅玉(こうぎょく)という酸っぱいりんごをよく食べています。
年末年始に断食をやり、私の糖分断ち最長記録(水断食5日半)を達成したんですが、水断食3日目~5日目は排毒症状がきつくて体中が痛く、文字通りのたうちまわってしまい、その後のジュース断食ではちょっと糖分を入れることに…。
(世の中には、水断食を10日とか20日とか40日とかやっている方々もいて、ほんと、すごいなと思います。)
マーカスさんの本Heal Yourself 101では、病気治しの人は断食期間中、完全に糖分を取るな!と書いてあるんですが、次善策として、にんじんと青リンゴは可、とあったので、今回はその次善策でやってみました。
…といっても、にんじんはともかく、日本で青リンゴって、手に入れにくい。以前、有機野菜の宅配サービスを利用していた頃は、グラニースミス(青リンゴ)を買ったりしていましたが、結構なお値段だったし、今はもうそのサービスを利用していないし…。
で、青リンゴの代わりとして、紅玉に目を付けたという次第です。
そして、ジュース断食は、人参入りグリーンジュースと紅玉入りグリーンジュースの2パターンに決定!
水断食で糖分断ちしていたので、にんじんや紅玉でも十分甘く感じました。
以前、りんごをジュースに使う時は、種を取り除いていたんですが、去年、マーカスさんが
りんごの種にはビタミンB17が含まれている
と言っているのを聞き、今回は皮ごと種ごと絞りました。(例によってブレンダージュースですが…)
ビタミンB17というのは、こちらのサイトによると、
水溶性のビタミン様物質のひとつ。杏の種から発見された抗がん作用をもつとされるビタミン様物質。杏、さくらんぼ、梅、桃、りんごの種、びわの種・葉などに多く含まれる。ビタミンB17に含まれるシアン化合物がシアンに分解され、これががん細胞の増殖を抑制する効果があると多くの研究者から報告されているほか、肝機能の強化、肝炎・肝硬変の改善、解毒作用などの作用をもつと推察される。ただし、シアンは毒性物質のため、多量の摂取は危険を伴うので注意が必要。
だそうです。
今はもう固形物も食べていて、紅玉もジュースにはしていないのですが、そのままではなく、すりおろしりんごにしています。
りんごのペクチンは皮にたくさん含まれているらしいのですが、皮は消化しにくそうなので、すりおろしたらいいんじゃないかと思って…。(すりおろしの場合は、種は食べていませんが…)
ローフードといっても、甘いものはデトックスを妨げますし、肝臓や腎臓を弱らせ、健康から遠ざかってしまう可能性もあります。
バナナやデーツなどはとても美味しいけれど、甘い果物ばかり大量に食べているローフーディストは白髪やしわ、シミそばかすなどの老化現象に加え、ミネラル不足で骨粗鬆症になったり、歯が折れたり抜けたりすることもあるそうなので、要注意です。
私は髪や肌の若返りを望んでいるので、今年は、青菜(グリーン)でミネラルを補給するとともに、果菜類(トマトやきゅうりなど)やあまり甘くない果物(紅玉やレモンなど)をもっと増やし、甘い果物を減らそうと思っています。
コメント
★ リリーさん、こんばんは。
>自然毒
毒キノコとかじゃがいもの芽とか特定のものではなく、果物以外の植物全般に毒が含まれているので、動物(人間を含む)は果物以外は食べるべきではないという理論なのでしょうか? それは人間の健康のためではなく、植物愛護主義のようなものとして?
う~ん、私はその理論について知識がないし、マーカスさんの本や動画でもそんな話を聞いたことがないし…。そもそも動物は植物を食べるときに、根っこを残して食べていると思うので、そう簡単に絶滅するとは思えないし、実際、たんぽぽなどの野草の場合、1株の中から1~2枚もらって食べても、しばらくすると、さらに勢いよく葉っぱを増やしていたりするので、ある程度食べられることは自然の想定内なんじゃないかと思っています。人間が「開発」と称して、植物を根こそぎ引っこ抜いて、コンクリートを流し込んで、植物が育たない土地を増やしてしまえば、絶滅する種も出てくるでしょうが…。
生の青菜を食べると具合が悪くなるのは、↓の記事にも書きましたが、加熱食や糖分の多食で胃酸が弱っていることと、デトックス反応だと私は理解しています。
http://norah.air-nifty.com/blog/2012/12/post-9a5e.html
私も最初、青菜に手こずりましたけど、断食やエネマでクレンジングを続けていたら、グリーンジュースやグリーンスムージーを取っても大丈夫になったので。
青汁仙人というのは、甲田式の生菜食を実践しておられる方々のことでしょうか? 仙人の域に達している方々は、断食などで相当、体を浄化させた状態なんじゃないでしょうか? 普通に長いこと加熱食を食べ続けていた人がいきなり青汁だけにしたら、ほぼ100%の確率で具合が悪くなると思いますが…。
マーカスさんは一生甘い果物を食べてはいけないと言っているわけではなく、「病気治しや現状を劇的に改善したい場合は甘い果物を食べるな」と言っていて、私も、一生甘い果物を一口たりとも食べない、と決心しているわけではないです。ある程度、目標を達成したら、そのときはバランスよく食べていこうと思っています。
糖分はデトックス反応を和らげる(あるいは止める)ので、甘い果物を食べると、辛い症状がなくなり、楽になるということはありますが、今は体内の毒を出すことを優先させたいので、控えようと思っているだけです。
ただ、果物以外は食べないという食事法については、申し訳ないけど、賛同できません。とても危険な賭けに思えてしまいます。
投稿: リリーさんへ | 2016年1月16日 (土) 18時19分
水断食5日半!!
すごいですね!
私も年末年始断食を4日の予定で始めましたが、
本断食は1日で終わってしまいましたよ~。
甘いものってなかなか止められませんね。
私は、病気を治したくて甲田療法から、ロー人生が始まりました。
病気治し中は、甘いものなんて簡単に止められたのですが、
治ってからは誘惑に負けてしまいます。
私もバナナひかえたいと思います。
投稿: あい | 2016年1月16日 (土) 20時05分
★ あいさん、おはようございます。
あいさんも年末年始に断食をされていたのですね。本断食というのは完全に水だけですか?
このブログで言っている水断食はマーカスさん方式で、レモン汁や非加熱のりんご酢を入れていますので、完全な水よりは楽なんじゃないかと思います。そして、今回はスケジュール的に余裕があり、仕事も家事もすべて投げ棄てて、心おきなく思う存分のたうちまわれたので、続いたのだと思います。
あいさんは甲田療法から入られたのですね。そして、甘いものを断って実際に病気を治された。これこそすごいじゃないですか!(甘いものを断っていた期間も5日半なんてレベルじゃなく、もっと長期間でしょう?)
私はまだ長期的に糖分を断つことは無理そうなのだけど、バナナを紅玉に置き換えるぐらいはできそうなので、しばらくこの方法で様子を見てみます。
投稿: あいさんへ | 2016年1月17日 (日) 09時35分
私は、以前は青汁仙人に憧れて緑葉中心のローヴィーガンを目指していたのですが、生緑葉を食べた翌日に体のだるさを感じてしまうことが多く、体に良いはずなのになぜだろう?と思い調べたら自然毒というのがあると分かりました。
植物は動物(人間を含む)に食べ尽くされて絶滅するのを防ぐために毒を盛るとのことです。動物は逃げたり叫んだりして食べられることに抵抗しますが、植物は逃げたり叫んだり出来ないのでその代わりに毒を盛るのではないかと思います。植物も動物と同じく、人間に食べられるために生きているのではなく、それ自身のために生きているのだと思ったのです。
ただし、自然毒を含まないものがある、それは樹上完熟果実であり、なぜ自然毒を含まないのか、それは種を動物に遠くへ運んでもらうためであるとのことです。動物(人間を含む)は植物の生存を支援する方向でしかその恵みを享受することが許されていないのではないかとの考えに至りました。
なので、現在私はフルータリアン志望です。お店で売っているものは未熟なうちに収穫したものなので理想的な実践になれてはいませんが、次善の策として自然毒の解毒には樹液(メープルシロップ)が良いと聞いたのでそれと一緒に摂っています。フルータリアンに関しても甘い果物は良くないと聞くことが多いですが、私に関してはフルーツは体質に合うからか体調も良好になりますし、あえて人体実験的にやっていこうと思っています。
貴ブログやマーカスさんに異議を唱えるような書き込みで恐縮ですが、nora様の自然毒に関する見解をお聞かせいただけましたらありがたく思います。
投稿: リリー | 2016年1月16日 (土) 11時10分