季節(旬)に関係なく、いつでも手軽に食べられる冷凍フルーツ。
私は結構利用しています。
今うちの冷凍庫に入っているは、上掲の2種類。ブルーベリーの1kgパック(×2)とベリーミックス(ブルーベリー、ラズベリー、ストロベリー、ブラックベリー)の350gパック(×4)。
ベリー類(特にブラックベリー)は抗酸化物質が豊富なので、積極的に取りたいと思っているのですが、生のものは入手しにくいので、冷凍ものを活用しています。(実家の庭には、私が植えたブラックベリーがあるんですが、母の治療食になっているので、私は冷凍もの。。。💧)
でも、冷凍フルーツには、賛否両論、いろいろあるようですね。
マーカスさんは、冷凍フルーツに対して肯定的です。
生で出回る果物は、収穫してから消費者が食べるまでに時間がかかることを見越して、未熟な状態で木から採取しているので、完熟時と比べると、栄養価(ビタミンCなど)が低いらしい。
一方、冷凍フルーツは、完熟の状態で収穫して冷凍しているので、生のものより栄養価が高いとか。
しかし、トーニャさんは、冷凍フルーツに対して否定的で、彼女自身は食べないそうです(この件に関する彼女のブログ記事はこちら)。
トーニャさんは、水分の少ないもの(種実類、乾燥豆類、ドライフルーツなど)は冷凍の影響は受けないけれど、水分の多いものは冷凍による影響が大きいと言っています。
新鮮な果物は、重量比で90%ぐらいが水分。水は凍ると体積が増えます(大昔、理科で習ったような記憶が...)。細胞内に収められている水分が凍って膨張すると、細胞が破裂して(細胞壁が壊れて)しまいます。
冷凍フルーツを完全に解凍すると、グニャグニャと張りのない姿になってしまい、食感もなんだか冴えないのは、このせいなんですね。(だから、冷凍フルーツのパッケージには「半解凍」で食べるようにと書いてある...)
また、ローフードには酵素が豊富に含まれており、これがローフード食の魅力でもあるわけですが、この酵素のせいで、冷凍青果物は、褐変、栄養素の喪失、風味や色の変化が起きるらしい。
そのため、これらの防止対策として、酵素を不活性化させる(殺す)処理を行うのだそう。
野菜であれば、ブランチング(野菜を沸騰したお湯や蒸気に短時間さらこと)をしたり、果物であれば、アスコルビン酸で処理したり、希釈した酢水につけたり、砂糖とレモン汁でコーティングしたりするとか。
こう言われると、ちょっと心配になってしまいますが、私が買っているベリー類のパッケージには、原材料欄にはベリー類の名前しかありません。(何か処理されているんでしょうか?)
あと、市販の冷凍フルーツではなく、自分でバナナを冷凍したりすることについてはどうかというと、トーニャさんは移行期には重宝したが、現在の自分の食生活には必要のないものと思っているようです。
私も冷凍フルーツをメインに使おうとは思っていないのですが、前述したように、1年を通して手軽に入手でき、スムージーに入れてしまえば、食感や見た目の悪さは気にならないし、冷凍バナナの「アイスクリーム」は大好物なので、当面は食べ続けると思います(将来は分かりませんが...)。
ただ、調子に乗って勢いよくたくさん食べてしまうと、体が冷えてしまうので、その点は注意が必要かなと思っています。
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