2013年2月7日木曜日

望診 (Heal Your Face)

最近このブログで何かと話題にしているマーカス(Markus Rothkranz)さんは、"Heal Your Face"という本も出しています。私はこの本はまだ買っていないのですが、ネットで公開されている情報によると、望診の本です。「顔を直す」だと美容整形っぽい響きですが、この本は「治す」です。顔と内臓はつながっているので、内臓が治れば顔も治る、と自然治癒力を謳っています。

2013年2月2日土曜日

忘れられない親切

今日はよもやま話です。

今、町内会の当番をやっている関係で、いろいろな資料を自分の地区内の人に回覧したり配布しています。そうした資料は基本的に、各当番が所定の場所に取りに行くのですが、まとまった量がある物については、役員さんが車で各当番の家まで届けてくれることになっています。

で、先日も、車で届けてもらったのですが、受け取った後、家の中で袋を確認したら別の地区の番号が書いてある(各地区、配布部数がそれぞれ違うので、別の地区のものではダメなんです)。間違っていることを伝えねばと、あわてて表に飛び出したんですが、ちょうど役員さんの車が走り去っていくところでした。私は大きく手を降ってアピールしたのだけど、あえなく車は視界から消えていきました…。

がっくり肩を落として、家に戻ろうとしたら、「どうしたんですか?」という声が聞こえてきました。道路を挟んではす向かいの家(10メートルほど先)の前でたむろしていた小学生らしき男の子達の一人でした。見ず知らずの私に向かって、その子がどうしてそんなことを聞いてくるのだろうと、少々怪訝に思いながらも、とりあえず簡単に事情を説明しました。そうしたら、その子ともう一人の子が自分たちの自転車に飛び乗って、車が行った方向に向かったんです。(ま、まさか、自転車で車を追いかけた???)

予期せぬ展開に気が動転して、右往左往。とにかく関係者の連絡先を探さねばと思い、家の中に戻ったんですが、数分も経たないうちに玄関の呼び鈴が鳴りました。ドアを開けると、役員さんと自転車少年達でした。(ええ~っ!?  自転車で車に追いついたの~?????)

真相は、役員さんが気付いて引き返してきたところで子どもたちと合流した、ということだったんですが、もう、ただ、ただ、びっくりしました。お礼かたがた話をしたら、その子たち、小学3年生だというではありませんか。小3ってことは8歳とか9歳ですよね。その年頃って、そんなにしっかりした行動が取れるんでしたっけ? (少なくとも私はその頃もっとボンヤリしていました。)

見ず知らずの大人(私)の窮状を察して、自分のほうから声をかけ、事情を飲み込み、自転車で車を追いかけるなんて…。私は興奮するとオーバーアクションになる傾向があり、そのときも夢中だったのでおそらく、「あ~、行かないで~、待って~、カムバ~ック!」という気持ちを全身全霊で表現してしまい、傍目にも分かりやすかったのかもしれません(笑)。しかし、だからといって、普通、子どもが大人に声をかけませんよね。世間の垢にまみれた中年の目には、その子達の純粋さがとってもまぶしくて、天使に見えました。

その後、この一件が引き金となって、大昔の記憶が蘇ってきました。

まだ十代の頃(医薬を盲信して、どっぷりお世話になっていた頃)、膝の靱帯を痛めて、病院通いをしている時期がありました。病院の真ん前にバス停があって、そこから私の家の近所に行くバスに乗れるんで、バスで通院していました。

ある日、その病院前の停留所でバスを待っていたとき、私の乗りたいバスが、手を挙げた私に気付かず通り過ぎて行きました。乗り損なってしまったんです。次のバスは1時間先。歩くと普通でも40分ぐらいかかる距離。靱帯を痛めてびっこをひいていた時だったんで、そんなに歩けない…。

うわ~ん、どうしよう、と思ったそのとき、別のバスが来て止まりました。行き先が違うバスなので、「乗りません」と伝えたんですが、その運転手さん、私が前のバスに乗り損なった一部始終を後ろから見ていて状況を了解していたらしく、「前のバスを追いかけてあげるから、早く乗りなさい」と言う。(ええ~っ!?前のバスを追いかける~?????)

2つ先のバス停は大きな駅なので乗降客が多い。前のバスはそこで停まっているはずだから、絶対に追いつける。そんなこと言われ、突然のことに混乱しながらも、その運転手さんの勢いに気圧されて、そのバスに乗り込みました。そして、2つ先の停留所に着くと、運転手さんの言ったとおり、前のバスが大勢の乗客を乗せるべく停まっていました。お礼を言って、運賃を払って降りようとしたら、運賃は要らないと言う(確かに前のバスに乗っていれば必要のない運賃だったんですが…)。他に言葉はなかったけど、「これで無事にバスに乗れるね。良かったね」という優しい気持ちが運転手さんの表情や仕草から伝わってきて、思わず涙が出そうになりました。

自転車少年もバスの運転手さんも、後光というか、なにか光のようなものが目や体から出ていたように思います。なんの見返りも求めない善行(こう書くと安っぽくなるので本当は嫌なんですが、他に書きようがなくて…)というのは、神がかり的、いや、神様そのものの行為なのかもしれませんね。大海を構成する海水の一滴一滴が海であるように、宇宙を構成するもの(人間を含め、動植物その他諸々)は一つ一つが小さな宇宙であり、その創造主(神様)の本質を備えているらしいですから。

スピリチュアルの世界では、人間の本質は形のないものと言われています。その本質というのは光で、普段は重い肉体とか思考によって、奥深くに閉じ込められ、表面に出てこないことが多いけど、なにかの拍子にふっと肉体から透けて出てくる。光背(後光とかhalo)というのは仏様とか聖人とかだけのものじゃなく、本来誰にでも備わっている光を表したものなんじゃないか。そんなことが頭に浮かんだ日でした。


コメント

ちょいと御免よ^^/(菊^――^菊)ヾ\ ← のれん
近くを通ったので寄ってみました^^

自転車少年とバスの運転手さんの話、とても心に響きました^^
有り難うございます!
また来ます!
では!~~ε=ε=ε=ε=┏( 菊・_・)┛

投稿: サムライ菊の助 | 2013年2月11日 (月) 09時23分

★ サムライ菊の助さん
こんばんは。コメントありがとうございます!

心に響いたとのこと、嬉しいです。
こういう話は面と向かって事細かに話しにくいので、ブログやってて良かったと思いました(笑)。

投稿: Norah | 2013年2月11日 (月) 21時03分

2013年1月17日木曜日

ブレンダーでジュース作り

年末年始の断食で、ブレンダー(ミキサー)で作ったジュースを2週間、1日2回飲んでいたんですが、これが思いの外すごく美味しくて、その後も、ちょくちょく作っています。今日は、このブレンダーでのジュースの作り方、レシピについてまとめてみます。

2013年1月12日土曜日

Heal Yourself 101式断食法

結局、ジュース断食は14日間で終了し、今はジュースとスムージー、あと昨日あたりから固形物を混ぜた食事をしています。今日は今回私が参考にしたHeal Yourself 101(Markus Rothkranz著)の断食方法と、私が実際に行った方法(我流アレンジ)についてまとめてみます。

2013年1月4日金曜日

謹賀新年~断食雑感

あけましておめでとうございます。ジュース断食、いまだに続いております。そろそろ止めようか、いやいや、もう少しやってみよう、と毎日迷っているうちに、のらりくらり今日でとうとう13日目となりました。

2012年12月29日土曜日

ローな年越し

早いもので今年も年の瀬ですね。私はこの師走に無謀にも断食を始めてしまい、排毒に対応しているうちに、仕事や用事がストップして、今、とても追い詰められています(汗)。

2012年12月17日月曜日

自然 vs 不自然 (エネマとスムージー)

前回の記事(「痩せて老け込んだローフーディストにならないために」)でエネマやスムージーについて触れたところ、そうした行為は「不自然」なのではないかとのコメントをいただきました。そこで、今日はそれらに対する私の現在の考えを書いてみたいと思います。

2012年12月7日金曜日

痩せて老け込んだローフーディストにならないために

WHY ARE (MOST) RAW FOODISTS SO SKINNY?
(AND HAVE GAS)

(多くの)ローフーディストがガリガリに痩せている(そして、ガスが溜まっている)のはなぜか?

                  ---- Heal Yourself 101 by Markus Rothkranz

2012年11月29日木曜日

マーカスさんの本(Heal Yourself 101)

最近このブログで何かと話題にしているマーカス(Markus Rothkranz)さんの本"Heal Yourself 101"を悩みに悩んだあげく、とうとう買ってしまいました。日本のAmazonになかったので、アメリカのAmazonから取り寄せました。以前は、届くまでにものすごく時間がかかったという記憶があるんですが(確か数週間)、今回はなんと4日で到着。Expedited(速達)じゃなく、普通のStandard発送を指定したのに、速いですね~。びっくりしました。Amazonの海外発送システムが変わったのか、それとも、たまたま運が良かっただけなのか、よく分かりませんが…。

2012年11月19日月曜日

グルメな野草カフェ

今日は米国コロラド州デュランゴで野草とともに生活し、コミュニティへの啓発拠点としてTurtle Lake Refugeを運営するカトリーナ(Katrina Blair)さんの動画を紹介します。赤毛のアンや大草原の小さな家、ターシャ・テューダーの世界などが好きな人にはワクワクする内容じゃないかと思います。

2012年11月12日月曜日

南雲吉則さんの本を読んでみました

先日、私と同じぐらい変な食事をしている人がテレビに出ていた、と母が騒いでいるので、よくよく話を聞いてみたら、最近マスコミに盛んに取り上げられている、乳腺専門医の南雲吉則さんのことでした。

2012年11月6日火曜日

ロー・ヴィーガン・ボディビルダーのロー・ヴィーガン犬

先日の記事(「質素に暮らすロー・ヴィーガン・ボディビルダー」)に書いたダニー(Danny Dalton)さんのFacebookのページを読んでいたら、彼の愛犬について興味深い話が出ていました。