2021年1月15日金曜日

パンと更年期障害

6年前の動画で、カラさんが10年間寝汗に悩まされていたけど、マーカスさんのNight Formulaというサプリを取ったら即座に症状が収まったと話していました。

それを聞いたとき、なぜローフーディストなのに寝汗をかく? と私の頭は「?」でいっぱいでした。

私は寝汗やホットフラッシュなどの更年期障害の症状とは無縁でしたし、他のローフーディストの体験談などでも、みんな単に経血が出なくなっただけで、体調は何も変わらなかったと言っていたので、なぜカラさんにそんな症状が出るのか不思議でした。

でも、今年公開された ↓ の動画を見て、理由が分かりました。

YouTube: 30 Day Challenge with Surprising Results

カラさんはパンやパスタ、ピザなどを食べていました(ヴィーガン仕様のもののようですが...)。

基本的にサラダをたっぷり食べる菜食だから、ときどきパンなどを食べるぐらい、どうってことないだろうと思っていたらしい。

でも、7年前にマーカスさんと付き合いだして、その問題点に気づいたようです。

(マーカスさんは100%ローフードではないですが、小麦と乳製品は避けているようです。)

カラさんは当時、パンや小麦粉食品にかなりはまっていたようなんですが、いびきをかいていることを指摘されて、ようやく、小麦粉食品の有害性を認識したとのこと。(いびきと睡眠時無呼吸症候群にも書いたとおり、いびきは食事内容と密接な関係があります。)

で、マーカスさんに勧められて、30日間のパン断ちを決行。

いびきはパン断ち開始直後にすぐに収まり、30日後には長い間悩まされていた足の痛みが消え、健康状態が抜群に良くなったそうです。

そして、その経験から、上掲の動画では30日間のパン断ちチャレンジを呼びかけています。(パン断ちと言っていますが、話している内容は実質的に「加熱穀類断ち」)

なるほど。そういう経緯があっての寝汗だったのかと6年ぶりに納得。(この動画では寝汗には触れていないので、私の勝手な解釈なんですが...)

私も100%ローフードに徹しているワケじゃなく、ときどき加熱菜食料理を食べたりしていますが、パンなどの小麦粉食品は極力避けてきました。そのせいか、いわゆる更年期障害とは無縁のまま現在(50代後半)に至っています。

そして、周囲を見渡してみると、小麦や乳製品好きの人に激しい更年期障害の症状が出ているように思われます。

加熱穀類断ちは、本当に大変なんですが、とりあえず、小麦や乳製品を避けるだけでも、かなり健康状態が向上するはずなので、生菜食に興味がある方は、その辺から攻めてみるといいかもしれません。

ただ、穀類中毒にも書いたとおり、大好きな食べ物というのは往々にして、依存状態、中毒状態になっているので、薬物中毒の人が薬を断つのと同じぐらいの覚悟が必要です。(詳しくはクレービングに打ち克つには?参照)

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