3ヶ月前の記事(「驚異の70代ロー・ヴィーガン、アネット・ラーキンスの健康の秘訣」)でアネット(Annette Larkins)さんにスポットライトを当てたのですが、その際、ご主人のエイモスさんは普通に動物を食べる食事を続けていると書きました。
しかし、実際は、2015年の夏の時点で既に、エイモスさんが肉を食べない食生活に方向転換していたのでした。(こちらの動画でのアネットさんと息子さんの会話から判明)。
2015年というと、アネットさんは73歳。エイモスさんは9歳年上だから、82歳ぐらい。80代でも変われるものなのですね!
そして、先週アップロードされた ↓ の動画(2017年のニュース映像)では、高血圧や糖尿病の薬を飲んでいるエイモスさんがヴィーガン生活を始め、いままでとの違いを実感し、あらゆる面で良い方向に向かっていると話しています。
心なしか、この動画のエイモスさん、2012年のニュース映像より、お元気そう。
この動画の時点では、アネットさん75歳、エイモスさんは84歳。
YouTube: Annette Larkins on Channel 6 News
[1:57]
I know that I'm not going to live forever but I'm forever trying to live well.
(ずっと生き続けることができないのは分かっているけど、健康的に生きる努力はずっと続けるつもりよ。)
さすがアネットさん、言うことが違いますね。
物腰は柔らかいけれど、内に秘めた意志の強さが伝わってきます。
いくら自由の国アメリカとはいえ、50年以上、世間の多数派とは完全に異なるライフスタイルを続けるというのは、並大抵のことではない。
意志が強くなければ、菜食を54年(ローフードを30年以上)も続けられないですよね。
私もこの辺り、見習いたいと思っています。
ところで、約50年間、同じ屋根の下で、菜食者と非菜食者の夫婦がどうやって食事の支度をしていたのでしょう?
ラーキンス家では、キッチンを完全に分けていたようです。
1階のキッチンはご主人用、2階のキッチンは奥様用らしい。
お互いの食生活を押し付けることなく、相手の選択を尊重して、夫婦として、家族として、50年以上暮らしてきたというのは、すごいですね。
そして、80代でとうとうエイモスさんもヴィーガンの道へ方向転換し、1階のキッチンも肉のないミートレス・キッチンになったそう。これまたすごい。
エイモスさんが今後どうなっていくか、続報に期待したいです。
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